サラ金のソフトイメージに騙されるな!
キャッシング・ローンやクレジットカードが元で多重債務をかかえ破産に追い込まれる人の数が急増する一方で、サラ金業者は史上空前の利益をあげている。
最大手の武富士は平成9年3月期決算において、1220億円の経常利益をあげ、同様にアコム886億円、プロミス677億円といった具合で、サラ金はまさに我が世の春を謳歌しているという状況だ。
かつて「サラ金」は、高金利に過酷な取立てといった恐ろしいイメージがあったが、最近では「消費者金融」と呼ばれるようになり、
アニメキャラクターや女性タレントを起用したコマーシャルなどによって、ソフトなイメージを消費者の心に植えつけることに成功した。
物欲をあおる宣伝が新開・テレビに溢れている今の日本社会の中で、欲望を充たすのに十分なお金を気軽に貸してくれる消費者金融業者は、
今や「豊かな生活」の後押しをしてくれるパートナーという印象さえある。
だが、消費者金融業者の真の姿は、昔も今もまったく変わらない。
要するに、「高利貸し」なのだ。
それを裏付けるかのように、日本の消費者金融の金利は世界で最も高いといわれている。
大半のサラ金業者が利息制限法の定めた制限金利を上回る年40.004%(出資法によってこれを超えると刑罰が課せられる)ギリギリという超高金利で公然と貸し付けている。
しかも、支払日に一目でも遅れると、これまた馬鹿高い遅延損害金を支払わされるしくみになっているのだ。
そして、さらに返済が滞るようであれば、厳しい催促と過酷な取立てが行なわれ、日常生活にまで支障がもたらされることになる。
消費者金融(サラ金業者)のにこやかな外面には、くれぐれも騙されてはならない。
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