リボルビング払いにはワナが潜んでいる
カード破産に陥った人たちの相談を受けていると、カードを持ったきっかけとして、いくら使っても月々の返済が1万円程度で支払いがラクだと言われたという話をよく聞く。
これはリボルビング払いという支払方法で、いかにも借りる側の便宜を図っているかのようだが、その実態は果たしてどうなのか。
リボルビング払いでは、利用代金を毎月一定額ずつ支払えばよい。
ただ、一つの商品やサービスの代金を何回かに分けて払う分割払いと違って、リボルビング払いは、各人の「利用限度額」の範囲内ならいくら利用しても支払金額は毎月一定となっている。
たとえば、10万円の場合なら毎月1万円ずつというように、いくつかの支払いコースの中からあらかじめ自分が望む月々の支払金額を設定しておくことができる。
月々の支払金額は途中で変更することもできる。
毎月の支払いがラク、支払い計画が立てやすい、といったメリットがあるものの、分割払いと同様、金利がつくことを意識していない人が意外に多い。
とりわけ、信販系・流通系カードの場合は、キャッシングの金利が実質年率約25〜35%という大変な高利。
目先の払いやすさに心を奪われて、消費者が便利と思って利用する一方で、貸し手は法外な利子を得ているわけである。
クレジット会社は、さも親切げにリボルビング払いをすすめてくるが、その裏にある意図をしっかりと読み取ることだ。
それに、月々1万〜2万円といっても、たくさんのカードを持ち、それぞれでリボルビング払いをしていたら、結局、10万円、20万円と高額の支払いに追われることになる。
何のためにリボルビング払いにしたのかわからない状態になるわけだが、こういう羽目に陥って、多重債務にハマる人は少なくない。
リボルビング払いは、くれぐれも熟考に熟考を重ねて利用すべきである。
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